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どんな所に施工可能?
止水板(防潮板)施工例1 片開扉編 (両側に止水パッキンのあたり代が有る場合)
- 片開自動扉金物設置後
- 片開自動扉止水板(防潮板)設置後
設計の段階からの案件だったので、
止水板(防潮板)の止水パッキンのあたり代を作って頂きました。
止水板(防潮板)施工例2 片開扉編 (片側にパッキンのあたり代が無い場合)
- 片開扉部止水板設置後
- 脱着式サイド柱での止水板(防潮板)設置状況
- 脱着式サイド柱用ステイ(常時設置)
既存の建物だったので、止水板(防潮板)パッキンのあたり代が有りませんでした。
お施主様より、有効開口を狭くしたくないとの事だったので、
脱着式サイド柱(ステイ常設)タイプを納めさせて頂きました。
止水板(防潮板)施工例3 床面平滑処理(インターロッキング編)
- 設置個所の床面がインターロッキング仕上げになっています。
モルタル仕上げや金物設置で平滑処理を行う事もありますが、
今回は、御影石(バーナー仕上げ)で、平滑処理を行う事になりました。
どの様な手順で施工するのかを御覧いただきたいと思います。 - 止水板(防潮板)設置個所周辺のインターロッキングを撤去します。
- インターロックング撤去個所の躯体側(基礎部分)に
塗布防水用の下地処理剤を塗布します。 - 下地処理剤の上から、塗布防水を行います。
上の写真の白い部分が、塗布防水の色(茶色)になっています。 - バサモルの上に床面平滑用の御影石を仮置きして、
インターロッキングと御影石の高さや目地幅を確認します。 - 御影石を一度外して、ゆるめのモルタルをバサモルの上に流します。
- 再度、御影石を設置個所にゆっくり下ろして、御影石の高さと目地幅を調整します。
調整後、インターロッキングと接する部分に石目地を打設します。 - 石目地押しの作業
- 石目地乾燥後、建具枠と接する部分にシールコーキングを行い、
床面の平滑処理は終了です。 - シールコーキング後
- 自動扉の方立に止水板(防潮板)固定用ピンアダプターを設置して
設置工事は終了です。 - 止水板(防潮板)の設置状況
止水板(防潮板)施工例4 床面平滑処理(幅が狭い石目地編)
- 設置個所の床面が石貼り仕上げになっています。
床が石貼りの場合、タイル貼りに比べれば、非常に良い平滑度になっていますので、
石目地のみの平滑処理で平滑化は終了です。
通常、石目地幅が大きい場合、弊社では、電動ディスクグラインダーにタイルカット用の
ダイヤモンドホイールを用いて、平滑化の為に既存目地の撤去を行い、石の表面に合わせて
石目地を再打設します。
今回の施工例は、石目地幅が2mm程しかない為、電動ディスクグラインダーと
ダイヤモンドホイール(ホイール厚1.1mm~1.4mm)を使用した場合、
万が一にも既存の石に傷を付けてしまうかもしれません。
その様な石目地の幅が狭い場合、どんな手順で施工するのかを御覧いただきたいと思います。
石目地は、結局、オルファカッターで地道に深くなるように作業をしました。
目地の深さを3mm程になった所で、目地の再打設です。
- 今回の様に、幅2mm程の目地では、通常の石目地材を再打設しても、目地の奥まで目地材を
詰め込む事が困難なので、エポキシパテを使用しました。 - パテのみの色では、既存目地色とは異なってしまうので、色調整も行います。
(ケース内の左下の緑色っぽい物がパテです) - 石目地の平滑処理後
- シールコーキング作業前に、止水板(防潮板)設置状況確認を行い、
シールコーキングで作業終了です。
みずどめくんJr